8月13日は、池郷川・小又谷へ。
小又谷にはわらじに入る以前、2003年8月にかまちゃんらと一度行ったことがある。
あの時は、池原で前夜泊した。Oさんからの、大量の餃子の差し入れを今でも覚えている。
あれから、随分、月日が経ってしまった・・・。
作業道を辿り、アメ止めの滝を越えた地点から入谷。
でっかい堰堤は、以前は梯子で越えたが、今回は右岸のリッジから。
そうして、最初のゴルジュ。
さっそく、泳いで行くが、あと一歩が・・・・。
先日の台風の影響か、若干多めの水量だと思う。
戻って右岸を巻き、大岩越えた地点で懸垂で谷に戻る。
堰堤二つ越えると、またもやゴルジュ。
今度は巻かずに水線突破心掛ける。
50mザイルを持ってきたが、今のところ重り以外の何物でもない。
ギアも使い所なく・・・・。
大きな釜を持った10mは水流の右際を登る。
見た目以上にホールド豊富で、ザイル出したが、要らん感じだった。
以前は、左岸にトラロープがあり、それを使ったような記憶が。
そうして、二段30mは、手強そうなので、右岸から安易に巻く。
その上は、河原となって、今もありました、ブルドーザー(厳密にはシャベルカー)の残骸。
谷は、再びゴルジュとなり、最奥に斜滝を掛ける。
一応、滝の前まで見に行ってみる、水量少なければ、左側が登れるか?
戻って、残置の見える右岸のバンドから巻く。
ここは、コージのリードで登るが、フォローしてみると、
見た目に反し、悪いこと~~。
ヌルヌル、ズルズルで、これぞ、沢登攀という感じでした。
2ピッチ目は、私のリードで。。
そのまま一気にゴルジュ出口まで巻いたら面白くないので、
途中でトラバース&クライムダウンし、斜滝の頭へ。
斜滝の上には小滝が二つあり、それらを越えると、ゴルジュを脱した。
谷が右に曲がると、両岸の壁が聳えたち、前衛6mが掛かる。
流れ落ちた水がバンドし、うねりながら対岸の壁に当たっていて、
泳いで見に行くことはできない。
右岸から巻くが、壁が立ちはだかり、ずんずん追い上げられていく。
壁を迂回し踏み跡辿って登って行くと、6m滝上に、更に大きな滝が掛かるのが見えた。
これが二段40mか・・・印象に残るはずだが、記憶に残っていなかった(^^;)。
カリヤス谷もそうだが、10年以上ぶりに訪れると、色々と忘れてしまっていることがあり、新鮮だった。
谷は平凡となり、な~んだが、雲行も良くない。
ふと見ると右岸にガードレールが見えてしまい、「ここでいいかな」という気分になってしまった。
果たして、駐車地に戻り、着替えて、車を走らせると、夕立が降ってきた。
小又谷本谷の続きは、この秋にでもキャンプ目的で行ってみようと思う。
僕も10年前にいっているはずなのですが全然思い出せませんでした。。。
なんとなく楽しかったのは覚えているのですが
あらためて見ると、良さそうな沢ですね!