庵ノ谷右又に掛かるコウセン滝40m。
今回、行ったのは北山川高田和谷と、蓮川庵ノ谷。
高田和谷は大峰山脈の谷で和佐又山に詰めます。
一方、庵ノ谷は台高山脈の谷で、大熊谷の頭付近に詰める谷です。
4月18日(水)は、シブ&コージで高田和谷へ。
別の谷に行くつもりだったが、雨が残っていたので向かっている途中で、この谷に変更。
和佐又トンネル出口に入る谷です。
右又入ってすぐに掛かる6m。
雨にしっとり濡れた新緑。
この谷は森が綺麗ですが・・・・。
河原歩きが多くて、退屈しかけたところで20mの登場。
そして・・・、
ナメ30mへと導かれ、ハイライトとなります。
源流部にて。
兎に角、森が綺麗でした。
下山は二又へ尾根を下りましたが、途中で木登りしている巨大熊と遭遇。
こちらが逃げるより早く、向こうの方が大慌てて逃げて行ってくれたので、ホッとしました。
できるだけ、鉢合わせは御免したいものです。
さて、翌日、4月19日(木)は、一人で蓮川・庵ノ谷へ。
天候は文句なしの快晴。
車で入れたのでが、林道の入口に停めて歩き始めます。
広場から堰堤超えて入谷。
さっそく、滝場となって、いい感じ。
斜滝8m。
登れるんだろうけど、どシャワーになりそう。
滝が続きます。
なるべく滝際を攻めるように進みました。
二又となり、岩壁記号が気になる右又を進みます。
ゴーロを登って行くと、連滝帯。
無難に巻いて、最後はバンドをトラバースし、三段目の頭へ。
ゴルジュというほど威圧的ではないですが、小滝と淵が続きます。
やがて、河原となり、しばらくすると、二又。
右又に掛かる冒頭で紹介したコウセン滝を見物して引き返し、本谷である左又を進みます。
あれよあれよと、水は減り、源頭へ。
結局、期待の岩壁記号は、右又に掛かる40mだけでした。
まだ、昼前だったので、迷岳方面へ少しだけ尾根歩きを楽しむことにしました。
こちらもブナの森が素敵です。
下山は大熊谷の頭から北西尾根を下ったのですが、まだ1000m越えているところで、林道を見、それを利用しました。
今回も入谷から下山まで、誰にも会わぬ静かな溯行でした。