GW初日。家に居てもしょうがないので、久しぶりに滝撮影メインの沢行を敢行しました。
日時:’19/4/27(土)
天候:最初小雨、後曇り時々晴れ
メンバー:小山(単独)
入渓点手前で着替えようと車を出るとメチャメチャ寒い…。ネオプレンとカッパで完全防備。
赤倉谷出合から入渓。いきなりの淵だ…。
腰ぐらいまで漬かる。完全防備のお陰か、案外イケる。
大屋滝までには、滝場らしい滝場は一つ。
いっちょやるか、と軽く登ってみました。やっぱサムイ…。後は河原歩き。
岩が重なりその下にプールが出来ていました。
やがて両岸狭まり…、
ここも簡単に越えられます。
谷が右に曲がり大きな滝音が聞こえてきます…。
15mの大屋滝です。撮影しているとそこかしこから落石と動物の鳴き声が…。
結構怖かったです。
大屋滝の突破は、沢登ラーは右岸から巻くようですが、本日は単独なので左岸から。
一旦行合の手前まで戻り、岩の手前を上がります(途中まで薄い踏み跡あり)。
すると杣道が見つかるので、それを辿れば簡単に巻けます。
ここから、一旦左岸にジョウカケ谷を見て、赤倉谷の辻居滝を目指します。
ちょこちょこ滝場も出てきますが、いずれも特に問題なし。
やがて辻居滝が見えてきました。
右岸の壁が登れそう…。でも中間支点が取れなさそうだな、とか考えていました。
次に最終目的地のジョウカケ谷大滝を目指します。
谷の出合から少し遡行すると、2段滝の下段が姿を現します。
真新しい倒木が上部を覆っており、景観的には少し残念な所。
右岸から登ると上段の滝。
上段の滝壺は、1枚岩をくり抜いたようになっており、中々特徴があります。
左岸から直登出来そうでしたが、あっさり右岸から大きく巻きました。
ここで人に会い、心臓が飛び出るほどびっくりしました。
実家がこの近辺とのことで、中奥川流域を沢歩きされている、とのことでした。
とにかくびっくりいたしました(まさか人に会うなんて夢にも思わなかったもので…)。
やがて最終目的地である「ジョウカケ谷大滝(20-30m)」に到着です。
非常に美しく、女性的で優美な印象です。
今まで見てきた滝の中でもトップクラスだと思います(川崎さんの秘瀑157Pに掲載)。
帰りは懸垂も使ったりなんかして、入渓点まで戻りました。
沢登りとしては癒し渓でしたが、とにかくジョウカケ谷大滝が美しく、楽しめました。
また撮影行にも出かけようと思いました。
報告 by 小山
あの日出会った者です。
またジョウカケ谷を再訪しようと思って情報収集していてここにたどり着きました。
同好の士と出会えてうれしかったです。
またどこかで。
ジョウカケ谷大滝、そんなに綺麗だったのかな~?と思うのは、
写した人の腕前もあるのでしょうね。
本当に、綺麗ですねー。
シブさん
到着してから、1人で、綺麗なあ、と独り言をつぶやきながら
破顔しながらシャッター押しまくりでした…。
メッチャ美しい写真ですね。
撮影技術凄いので、沢の静寂感、単独行の緊張感まて伝わってきます。
単独行同士でのコンタクト、さぞかしビックリされたでしょうね。
ジョウカケ谷大滝、僕には和服姿の女性が膝を折って座っているように見えます。
本当に美しいと思いました。
ツトムクルーズさん
コメありがとうございます。単独行、妙な緊張感と興奮があります。
難しそうな所は流石に単独で行こうとは思いませんが、
確実に実力はUPすると思います。
ジョウカケ谷大滝、全く一般向きではありませんが、是非皆に見て欲しい、
本当に美しい滝です。