橡谷支流小迫谷溯行

2019年5月2日晴れ

わらじ会員2名(A木さん、KM2)

わらじの会おすすめの登攀系沢があるということで、腕試しに行ってきました。

橡谷沿いの林道を少し進み、トンネルを抜けると、通行止め。10分ほど歩いて橋のたもとから入渓。入渓してすぐ、F1(冒頭の写真)。

今回はF1の登攀が自分の中では主目的だったので、気合いを入れて取り付いたが、ぬめりと、支点の取りづらさとシャワーの冷たさに心が折れ、1つ目のハングを回り込めずに退却。左岸から巻く。

F2は、A木さんリードで右岸側からの登攀にトライしたが、水際付近にホールドがなく、敗退。右岸から巻く。

F3は、1ピッチ目、滝身右のクラック沿いをKM2がリード。立木で切る。
2ピッチ目はA木さんリード。藪から滝身に抜けて、スラブを登攀するが、特に藪から滝身に出るところがセカンドでも恐ろしく感じた。
3ピッチ目は左岸の急斜面をKM2がリード。傾斜は急だが立木も豊富で、容易。
3ピッチ目のことを考えると、2ピッチ目は厳しくなるものの、ずっと左岸を登攀したほうがいいかもしれない。
F3を抜けてすぐ、小さなCS滝があり、右岸側から巻いたが、そのタイミングで誤って左手から入る枝谷に入り込んでしまい、やや、時間をロス。
戻って二股を右に進み、すぐにF4。
右手を少し登攀すると平坦なビレイ場所があるのでそこからロープをつけてA木さんリードでチムニーを登攀。シャワーを浴びつつリッジに乗り上がるあたりが爽快。(下の写真ではリッジに乗り上がろうとしているA木さんが見える)
2ピッチ目はKM2リード。溝状をどシャワーを浴びつつジワジワ登攀するが、上部は支点も取れず、ステミング中心の登攀となるため、結構厳しかった。

F4を抜けるとゴルジュ帯にCS滝がかかるが、フリーで登れそうにないので、ゴルジュに入らず、右岸側から大きく巻いた。

巻き終わるとすぐに正面に斜瀑、その奥に30m程の大滝が現れるが、15時近くとなり、時間切れのため、斜瀑は左手から小さく巻き、大滝も右岸側から入るルンゼから巻いた。
巻き上がるとようやく、平流となった。

そこからは左岸尾根に乗り、1200m程まで高度を上げてトラバース。そこからは南向けの尾根に乗り、途中西に折れて826付近から南南東の尾根に乗り、懸垂無しで18時半頃林道に到着。
下山はA木さんの卓越した読図力に任せっきりとなり、申し訳ない限りだった。

 

丸1日使い切った、充実した沢行だった。

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6件のコメント

  1. ピンバック:台高 橡谷川・小迫谷F1登攀 – 大阪わらじの会

  2. F1は、水量が少ない時にでもトライしたいと感じていますが、いかがでしょうか。
    何分、GWは寒かったですから論外ですね。
    登攀系沢は他にもありますので、お二人のトライ楽しみにしてます。

    • 是非リベンジしたいです。
      人工でも良いので、なんとか突破したいです。

  3. キャ~~、コワそ~なトコ登ったはるぅ~。この後は、下から見て、左いって登って、また右の水流沿いですか?見てるだけでサブイボ立ちそうですゎぁ

    • F1のことですかね。
      私はこのトラバース中に心が折れて降りてしまったので先は分からないです。
      誰か解明して下さい。

      • いっちゃん最初の写真みて ゆうてました。ほなほな~