8月19日(水)は、気になっていた大滝の一つ、小迫谷F1を登りに行った。
小迫谷F1全景40mほど。
小迫谷には2017年7月、kawac君とその友人の4名で行っている。
30m超級の大滝が幾つも出てきて、どれも登れる滝で、とても面白い谷だった。
しかし、最初の滝(F1)は、登攀の可能性を見出しながらも、出だしのメンバーのモチベーションが低くて、
高巻くことになってしまった。
その後、わらじのホープA木&KM2コンビによって果敢にチャレンジされたが、
小テラスまで辿りつくものの断念されたようだ。
その時のレポ→https://osakawaraji.jpn.org/?p=5368
私たちも昨年登りに行ったが、寒さにめげてやはり断念することになった。
今回は、万全のコンデイションを見ての再トライ!
ボルトなしで突破は厳しいかと思われたハング帯は、コージの粘り強いネイリングで見事突破することができた。
際どいスラブムーブで、第二テラスへ。
2ピッチ目も脆い岩質に気を遣っての繊細な登攀となった。
最初から最後まで終始シャワーを浴び続けることになる。
これだけシャワクラで傾斜あるクライミングを楽しめる大滝もあまりないだろう。
やってみなくちゃ分からない!
テクニカルかつ繊細なシャワクラを楽しめる大滝だった。
日程:2020年8月19日(火)
場所:台高 小橡川支流橡谷川・小迫谷F1
メンバー:シブ&コージ
ギア:カム一式、ハーケン各種、クライミングシューズ