先日行ったキリキ谷左又。これはこれで面白かったのですが、
こちらの方が絶対、面白そう・・・ということで行ってきました。
シャワクラ全開~!で登れる、これからお勧めの谷です。
【日程】2019年6月23日(日)
【エリア】奥高野 十津川・キリキ谷本谷(右又)
【天候】曇り
【メンバー】シブ(記)&コージ
雨が降るかも?の予報でしたが、行かな後悔するで・・ということで、
出発。大阪も朝からどんより曇っていましたが、十津川方面に向かっていると、
青空なんかも覗いてます~。
二又まで。
前回巻いてしまった滝も、今回は積極的にチャレンジして行きます。
見た目悪そうでも、滝下に行ってみないと分からない~。
15mは手に追えず巻きます。
そして、二又へ。
右又が本谷。
右又出合には二段10mが掛かります。下段はフリーで、上段はザイルを出します。右側の凹角を登りましたが、意外と悪かったー。
右又出合の10m。
さて、いよいよ本谷ゴルジュへ突入です!
滝はバンバン出てくる、威圧感はないかな?
どれも登って行くことができて愉しい~!
やがて、右岸側に大きな壁が立ち、谷間に圧し掛かってくるようです。
これからが、キリキ谷ゴルジュの真骨頂!!
両岸に壁が迫り、谷間はスリット式に切れ込みます。
一度巻いてしまうと、復帰不可能なので、逃げずに前進あるのみ!です。
がんがんシャワーを浴びて、すべて登って行くことができます。
ただ、水量多過ぎると、谷筋を進むことは不可能になるでしょう。
少なくても面白くないし・・・楽しめるコンディションを掴んで行ってみて下さい♪
出口のCSはダイナミックなフリームーブで突破します。
ゴルジュ抜け口には意外と深い釜を持った4mの登場で、
泳いで取り付きます。
相方が登ってしまったので、仕方なくついて行きましたが、
かなりトリッキーなムーブを強いられました。
ゴルジュを抜けると、ごく平凡な渓相となります。
もう見るべきものがないという丁度いいタイミングで、仕事道が横断します。
これを辿って、引土の集落で楽々下山となります。
“登れる” “濡れる” “下山が楽チン”
三拍子揃った、お勧めの谷です!
梅雨時に行くのに良さげですね。
あまり増水していると無理なのでしょうが。。
もっと行かれて良い谷だと思います。
水量多過ぎると、登れなくなってしまうので、
そこそこ水量多い時がお勧めです。