雪彦山・虹ヶ滝は、2017年9月に、kawc君とF橋ガイドによって
開拓された谷。詳しくは、このHPや、山岳雑誌『ロック&スノー』に紹介されているので、興味のある方は、参照して欲しい。
台風通過の大雨で、大峰・台高の沢は増水していて高巻きばかりに
なって楽しめないだろうということで、播州まで足を伸ばしてみた。
【日程】2019年8月20日(火)
【場所】播州 雪彦山 夢前川本谷・虹ヶ滝ゴルジュの連滝帯
【天候】曇り
【メンバー】シブ(記)&コージ
展望台に車を停めて、登山道を歩き始める。
最初の分岐を無視して「虹ヶ滝」の看板に従って直進してしまう。
その為にF6から登ることになってしまったが、ここではF1から
順番に紹介していく。
F1かな。
登山道が谷を横断するところから入谷し、しばらくゴーロを登って行くと、
最初の滝らしい滝。ごく簡単でザイルは出さない。
F2は岩間滝で、これもどうにでもなりそうなタイプだが、
敢えて難しそうなラインを選んで登ってみたりした。
で、待ってました!F3は、頭がCSになったチムニー滝。
しっかり瀑水浴びて、ステミング。乗っ越しは、ヒールフック?
ハイステップ??確かに、ボルダーばりのムーブを繰り出すことに。
お次は、F4。
昨年の台風影響か?2017年の記録ではあったはずの倒木が消えてしまっている!他の滝の写真を見比べてみても、岩が動いていたりして、谷は当時と
微妙に変化しているようだ。
F5は、CSで、見た目は人工以外は登れそうに見えない。
取り敢えず、行ってみるべと、手前のCSを潜って行くと・・・・
微かながら、光が差し込んでいるのが見え、あれが突破口か?
曇りの日はヘッデンいるかも?とのことだったが、確かに欲しい。
ホールドをもぞもぞ探って、ほふく前進。ケイビングの世界とは、
このことか?確かに、面白かった、胎内潜りムーブ!!
登山道を直進してしまったので、本当はこのF6から登っている。
以前は三条だったようだが、今は右の流れはほとんどない。左手から乗っ越すが、
ここもボルダーチックなハードムーブが。非力な私は、ザイルの力を借りることに。。
F7も三条になっており、左はCSによって構成されている。
CSを潜って覗いてみたが、胎内潜りは離陸ムーブが厳しいので、
中央の一番シャワーがキツそうなラインを登ってみることにした。
ハーケン決めるのに時間が掛ってしまい、ブルブル。一気に登ってしまった方が良かったかな。
この小滝を超えたところで、登山道と合流。下山はこれを利用し、あっという間に。
数時間の溯行だったが、面白かった!
登攀というタイプでなく、まさにシャワクラの滝登り。
どれだけ水量多い時に、どれだけシャワーを浴びて攻めたか?が真価を問う、
沢登りのフィールドだ。渇水期に行っては、全く値打ちない。
F3の写真、ええ瞬間を撮りましたね、フォトグラファー兼ビレイヤー!!
見栄えする一番、シャワー浴びる瞬間を狙いました。