南紀 十津川 十二滝谷

 国道168号線を南下し、二津野ダムを眼下に見送ると、山腹から流れ落ちる大きな滝に目を奪われます。その滝が十二滝で、その滝の上には一体どんな風景が広がっているのか?、前から気になっていました。沢シーズン開幕第二戦目の地は、この十二滝谷を選びました。
 

【日程】 2014年4月12日(日) 前夜発日帰り
【場所】 南紀 十津川・十二滝谷
【メンバー】 シブ&コージ
 
 
 まず、この谷への入谷は、十二滝の高巻きから始まります。右岸のルンゼから巻きます。この高巻きのコツは、ルンゼより小さく巻くこと、ザイルを出して2ピッチ、そこから踏み跡を辿ってトラバースするとばっちり頭に出ることができました。2mほど立ったところを登らねばなりませんが、それ以外は思ったほど悪くありませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 

 谷は小滝を連ねます。
夢中になって登って行くと、二又。写真は左又です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 こちらは、右又の写真。
わらじの古い記録(I上さん)では、左又を溯行されてますが、こちらの方が水が多そうだったので右又に入ってみることにしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  右又に入ると、滝また滝の連続となります。谷自体がもう滝という感じでひっきりなしに出てきます。
 
それらを夢中に登って行くと、辺りが植林帯になったところで水切れとなります。その植林の斜面を稜線まで登りました。
 
 
 稜線に出たら果無山脈を1042mピーク手前のコルまで東へ歩き、そこから南に派生する尾根を下って行きます。
 
 678m地点の分岐で橋の谷方面に伸びる枝尾根上の踏み跡を辿ると、上手いこと旧国道に出ることができました。しかし、この道、分岐してからは急斜面の下降で、両側切り立っている上、よく滑るので気を遣いました。

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