2022/04/02 十津川水系 蟻の腰谷

メンバー カズレーサー、WANKOさん(会外)、ツトムクルーズ

この週末、天気がぐずつきそうなので直前まで天気予報と睨めっこしていたが、ショートな沢だったら雨のやみ間に行けそうだ!ということで蟻の腰谷をチョイスしてもらいました。(なんか変な名前の谷?)

カズレーサー、WANKOさんは前夜泊で風屋ダムへ。ラウンジ風屋ダムがオープンするとのことでアッシにも声をかけてくれたのだが、参加できず泣く泣く早朝一人で車を飛ばす。

ダムに着くと、強者たちが夢の後・・・外でシュラフに包まる巨大芋虫化したWANKOさん、狭い車内で蝉の幼虫の様に丸まるカズレーサーを発見!! 起床後に聞くとお店は午前まで延長営業していたみたいです。酒が無くならなければアッシが来るまで営業していたかも?とWANKOさん!?!(参加しなくて良かった〜〜〜)

ダムで各自、準備を済ましアッシの車で目的地まで移動します。

入渓は道路からすぐなので簡単に降りることができます。見たところ水量も少なそうでした。

この沢、結構ぬめりが有り、メチャクチャ滑ります。先週の沢では滑りをあまり意識しなくても登れたのでギャップが激しく、今年まだヌメヌメモードを経験してないアッシはこの小滝を突破できず3回も滑り落ちました。

その後はヌメヌメにビビりながらも楽しく軽快に遡行できました。

小一時間ほどで10メートルクラスの滝が出てきました。本日のメインの滝かな?ここは左岸のルンゼから巻き上がります。

ルンゼから巻き上がったのですが、壁が結構立っていて、見通しも悪く、なかなか下降ポイントがわかりません。かなり高度も上がっていたので、取り敢えず水線へと懸垂2ピッチで降りました。

下降した場所が微妙にいやらしく悪い場所で、つるりと滑ると下まで吸い込まれそうです。なんとか確保支点を取りWANKOさんに魂の登攀で突破してもらい、フィックスロープを張ってもらいました。

どうやら滝に挟まれるゴルジュ地帯に下降したみたいで直ぐ前方にまた滝が現れました。ここは左岸を巻き上がりました。(あ〜忙しい)

滝の上部もミニゴルジュみたいになっており、登れるところは登って楽しみました。もう少し気温が高くなれば登れる滝もあったかな?沢が伏流となったところで遡行を終了し、右岸側の作業道?で下山しました。

下山の道から入渓地点を眺めてみると、遡行中は全く気が付かなかったんですが、この谷右に大きくカーブしておりその曲線がアリの腰のカーブに似ており、この谷の名前が蟻の腰谷と言うのか、勝手に想像して勝手に納得してました。(ほんと〜?)

下山後、着替え&身繕いをしているとヒルオを見つけました。よく見るとヒルヨはアッシに噛み付いてるではありませんか?!まさか4月初旬から?君達とは今シーズンも長い付き合いになりそうだぜ!と足首を掻きつつ次回もよろしくお願いしまーす。ツトムクルーズ!!

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