年に最低一度は行きたい上信越方面
今年はガッツリ行くつもりが、天候が悪すぎて狙った沢にはあまり行けず
それでも行けたところはなかなか良かった。有名すぎて記録もいくらでもあるので簡単に
10/14 単独
ロングコースということで、6時前に川古温泉を出発
一時間ほどの登山道歩きで笹穴沢出合へ。ここから入渓
まずはこんなゴルジュ。泳げば突破できるが、早朝だし。。。明瞭な踏み跡を使いさくっと巻く
この日はまだましな予報だったが、ややガスってきた。雨が降っていないだけましだが
2段30mは右側を簡単に登れる
15m滝は右から灌木の中を。ここら辺から結構紅葉が始まっているな~という感じ
晴れていたらさらに綺麗だったのだろうが
25m位のこれくらいの滝がいくつか出てくる。確かこのあたりで右から行ってしぶかった滝があった
後で記録を見ると右岸側が楽らしい。まぁどちらも行けるということで
ここまでで何度か胸まで浸かるところがあり、手の感覚がなくなってきたりもした。水量が多いのもあるが、ルート取りでうまく濡れずに行けるとこもあった気はする
大ナメ手前の30m滝。左岸から簡単に登っていけるが、高度感は結構ある
残置もそこそこあった。やはり有名沢だ
そしていよいよハイライト!120mの大ナメが始まる!ガスもこのあたりから取れだし、紅葉が美しい
スラブにゴム底がバチ効きで、ペタペタと上がっていけるので気分も爽快
振り返るとガスの上に。綺麗に染まっております
しかしこの大ナメ付近は実に美しい。ナメやスラブが続き、詰めはこうあるべきという感じ
このあたりは天国への階段と呼ばれる場所がいくつかあるが、ここもそんな雰囲気だ
こういうところを歩いていると、遠いけど関東に来た甲斐があるな~と思う
そのまま沢は草原へ消えていく。言うことなしである
ちょうど12時頃に平標ピークに到着。やはり単独は速い。雲海に広がる谷川の稜線が一望できた
途中までガスの下だっただけにラッキー!!谷川は二年振りだ。来年も来たいものだ
そしてここからコースタイムでスタートまで5時間半かかると知り愕然とする。道も微妙な箇所があるので、車二台で来るのを超奨励です。それが一番大事なポイントかもしれない
谷川の谷は、かつて二度計画したけど、
(多分、湯檜曽川本谷から白毛門谷転戦、赤谷川本谷溯行)
いずれも雨だった。
どうしても雪渓の小さくなった時期を選ぶから、
下手すると秋雨前線停滞の時期に被ってしまうのかもしれませんね。
晴れればスラブが映えて最高なんですけどね。。。雨だと季節が遅い分寒いですし、スラブが濡れ濡れで微妙ですよね
僕も何度も雨で遠征がつぶれた記憶のある山域です
ドウドウセン、今回リストのうちの一つには入っていたのですが、全然むりでした。近くに住んでる人が羨ましいです