毎年、この時期に紅葉と焚火を楽しむ山行を企画している。
今回は、大峰の某谷へ。
大峰の奥地、そこには桃源郷が待っていた。
【日程】2019年11月16日(土)~17日(日)
【場所】大峰 T川・奥八人谷左又~K谷上流部
【天気】快晴(16、17日)
【メンバー】SANA、O石、シブ(記)&コージ
国土地理院の二万五千分の一地形図を眺めていて、きっと紅葉がきれいな場所に違いない、
焚火山行にうってつけと思っていた。
会員たちに募集したところ、SANAちゃんと、今年入会したばかりのO石さんから参加表明。
二人とも今回が谷泊・焚火山行が初めてとのことだった。
駐車場から、いざ、出発!
夢水さんから教えてもらった仕事道で、ゴルジュをカットし夫婦滝まで向かう。
左岸にあるこの道は、知る人ぞ知る道。
尾根に登り出て、一旦、ホホゴヤ谷に降りる。対岸の尾根に再び登ると、仕事道の続きを
見付ける。時折、不明瞭となり外すこともあったが、おおむね順調に奥八人谷出合へ。
出合の20mを高巻いて、奥八人谷に入る。
ゴーロ主体の癒し渓だが、白い岩肌が美しい。
辺りは自然林で、木々が黄色や赤に色付いている。
左又を詰めて尾根に登り出て、K谷上流部に降り立つ。
二又には、広大な台地があって、幕営には最適だ。薪もふんだんにある。
あっという間に火が熾り、沢で冷やしたビールで乾杯!この瞬間を待ってましたぁ~。
今回は百均で買った中華鍋を持って来ていて、チャプチェや味噌炒め、
チャーハンを振る舞った。
沢談義に花を咲かせている内に、いつしか辺りは暗くなり、見上げると
木々の合間から星々が瞬いていた。
翌朝は、ゆっくり6時に起きて、朝食を摂った後、8時に出発。
夫婦滝までそのまま谷を下るが、ナメや小滝が出てきて、いいところだ。
ゴルジュだけしかみないのは、勿体ないな~。
奥八人谷出合から、左岸の仕事道に上がるが、途中でやはり道を外してしまったりしながら、
駐車地に昼過ぎに戻ってきた。
尾根歩きも全然平気、愉しんでついてきてくれたし・・・
ゴルジュや大滝ばかりが沢じゃない、こんな遊び方もある。
でも、来シーズンは、お二人にゴルジュや大滝にもお付き合いしてもらえたらなと
密かに期待したりもしている。
体験山行から会に入って初めての山行♪
事前に聞いた情報からなんとなくルートを調べていたけど、これだけ登山道のないルートを進むとは思ってなかったので面白かったです笑
久しぶりに地形図真剣に眺めれてよかったし、ルーティング等々、いろいろ勉強になりました。
二日間とも空は青く紅葉も綺麗でほんまいい山でした。
シブさん、コージさん、ありがとうございました~
みなさん、今後ともよろしくお願いします。
初めての焚火&山行、楽しんでくれたようで何よりです。
読図もばっちり、悪い斜面の歩行も慣れているようで、
まーちさんは即戦力ですよね。
もう寒いので、水と戯れる、沢登り本来の楽しみ方はできませんが、
来シーズンは泳いだりシャワクラしたりと思いっ切り弾けた山行も
楽しんで下さい~。