15~16日は、今シーズン初めての焚火山行へ!
中奥川の赤倉谷を溯行し、一度幕営してみたかった奥ノ平谷源流で一泊することにしました。
ギアは最低限にし、その代わりアルコールと食事を充実させることにしました。
今回の溯行のコンセプト?は、「濡れない、登らない!」。
ですが、入谷すると、いきなりの淵。
巻くのは面倒そうなので、入水です。
両岸、厳つい岩壁に取り囲まれた廊下を進んで行くと、
どん突きに丈屋滝が現れます。
“登らない!”コンセプトのはずなのですが、かなりの高巻きになってしまうので、
ザイル出します。
「重荷では大変苦労するだろう」という、川崎さんの言葉の意味がよく分かります。
丈屋滝をこなせば、谷は穏やとなります。
小滝と淵が目を喜ばしてくれます。
『秘瀑』にも収録されているヒメマツ谷出合に掛かる滝。
二条の滝かな?と一瞬思いますが、右のは枝沢に掛かる滝だということが判明。
本谷はこの先、擂鉢状のゴルジュになりますが、ここはコンセプト通りに。
奥の二又では左又を選択し、進むと、この20m滝の登場。
簾状でなかなか綺麗な滝です。
水切れになったところで、尾根に逃げます。
台高主稜に躍り出て、今度は反対側の谷筋を下って行きます。
以前、奥ノ平谷を溯行した時に、一度ここで幕営してみたいなぁ、と思っていた源流部へ。
奥ノ平谷源流部は、その名前の謂れか、これまでの険しい渓相が一転、あちこちに台地が見られる河原が広がります。
清流にビールをまず冷やします。
そして、米を磨いだ後、焚火を熾します。
槙集めは私、米磨ぎ、火熾しはコージの担当です。
今回のメインは、ハラミの焼肉です。
ご飯は、ビビンバ風丼にして・・・・お酒が進みました。
翌日は、奥ノ平谷の本谷を詰めて、台高主稜に出、千石山の先から枝尾根をルーファイし、林道に下りました。
二日間、天気に恵まれました!
長いしたくなりますよね~。
岩井や真砂など、台高の険谷には何故かこのような源流部が、
待っています。
ここのテン場は凄く良いですよね!
奥ノ平行ったとき、あまりに気持ちよく長々と一本してしまい、下山がヘッドラになったことがあります。
いつか泊まりでも使いたい場所です。