溯行6~10号

○溯行6号(1971)   目次 古典渓谷 台高山脈 中奥川 滝の谷、高橋谷、向流谷、戸倉谷右俣、ヒメマツ谷、タイモチヤ谷、              口枌谷─奥枌谷、半左衛門谷        本沢川 大須保谷 …

「会結成趣意書」(『溯行』1号から)

 さて、大阪わらじの会は、沢登り専門の山岳会として、昭和38年9月24日に結成されました。  「ハイキング」でも、「岩登り」でもなく、「沢登り」を専門とする、ということには、どういう意味があったのか?単に、率直に、「沢が …

『溯行』から「会の歩み」(『溯行』3号から)

 今、私は、大阪わらじの会50周年記念に向けて、『溯行』を読み進む作業をしています。    四、五十年前に書かれた文章ですが、『溯行』には、色々と考えさせられる先人たちの言葉が残されています。ここでは、目に留ま …

旭ノ川・ミヤ谷~𣘺谷

 旭ノ川・ミヤ谷は、梅雨の晴れ間にいい場所にと、兼ねてから目をつけていた谷の一つ。わらじの古い記録を見ると、源流部の崩壊地はともかく、下部のゴルジュはそれなりに良さげである。    しかし、源流部の崩壊はさらに …

堂倉のど根性ガエル

堂倉谷で焚き火を囲んで、贅沢にも揚げたての唐揚げやカツオのたたきに舌鼓を打っていたら、なんと、どこからともなくカエルが現れた。見た感じ、沢でよく見かけるヒキガエル。ピョコン、ペタン、ピッタンコって感じではなく、ヨロヨロと …